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連載: Pマーク(プライバシーマーク)は意味がないのか? <Vol.1>
Pマーク(プライバシーマーク)の苦情・相談窓口責任者の
役割はどんなこと?
プライバシー(Pマーク)における苦情・相談窓口責任者の役割とは、(1)対応手順を明確にする、(2)体制を整備する、(3)社内へ共有する、の3つです。今回は、プライバシーマーク(P)での苦情・相談窓口の役割や運用上の注意点をご紹介します。
ISO9001で要求されていること
ISO9001では適用範囲を決定するときに以下を考慮することとしています。
- 決定した外部・内部の課題
- 明確にしている利害関係者からの要求事項
- 組織の製品・サービス
そして、決定した適用範囲は文書化した情報にして維持管理することが求められています。
また、適用不可としたISO9001の要求事項がある場合には、理由を含めて明確にしておく必要があります。
適用範囲を決めるときのポイント
繰り返しになりますが、適用範囲を決めるには製品名やサービス名など何の事業をしている会社かが分かるような事業内容にします(例:製造業であれば「○○の部品加工・組立」など)。
限定されている場合はその拠点や部署などの場所を入れます。
また、マネジメントシステムはあくまで自分たちのルール・仕組みであり、自分たちで適用範囲も決定するものですが、自分たちの取組みを対外的に表現するものでもあります。
そのため、取引先など外部から見ても分かるように明確に設定しておくことも重要です。
適用範囲の文書化
要求事項には適用範囲を文書化しておくことが求められていますが、わざわざそのための書類を作成する必要はありません。
ISOを認証している企業でもマニュアルに記載していることが多くあります。
- 決定した外部・内部の課題
- 明確にしている利害関係者からの要求事項
- 組織の製品・サービス
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